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こちらはほしのこときめきセンターです
いろんなときめきが聞きたい場合は「ぷぇ」を
(ペンギンときめきセンターの替え歌)
いろんなときめきが聞きたい場合は「ぷぇ」を
(ペンギンときめきセンターの替え歌)
一部の音声だけ切り抜けば危険にはなるけど、それだけ。
特別になんかしら関係があるとかではないです。いつもの。
前後、左右、なんなら上下まで確認しても、
オブジェひとつ無い、真っ白な空間。
そんな、明らかに異常な場所に、
星の子どもと二人きりで放り出されてしまった、希望の君。
「まいったな。コンサートの開演までには、皆の所に戻らなくては」
片手を頭に添え、悩む希望の君。
星の子どもの方はというと、壁にぴったりくっつくように、
ぴょこぴょこと飛び跳ね続けている。
僅かにあるかもしれない、壁の隙間でも探しているのだろうか。
成果としては、いまひとつ思わしくはないようだが。
「ううん。この部屋のギミックがわかればいいんだが」
きょろきょろと辺りを見回せば、部屋の隅の方に、
紙切れが一枚落ちている。
「二人組でゆりかご抱っこをして、
相手に甘い言葉を囁かなければ出られない部屋。
つまり、我々は誰かのイタズラに巻き込まれたのか……」
不幸中の幸いか、子どもに伝えるには憚られるような内容ではなかった。
が。
「ああうん、君はそういう子だったね」
希望の君の読み上げた言葉を耳にした星の子どもが、
スッスッとゆりかご抱っこの誘いを出してきた。
それ自体は、特に何もおかしくはない。
この子どもが、ゆりかご抱っこ……その挙動を、
どこぞの国の王から習った、という話は聞いている。
「私が抱えあげられる分にはいいんだが、ね。
甘い言葉という物は、知っているのかい?」
懸念になる部分は、そこだった。
そんなことまで、既に誰かに吹き込まれているのなら、
これまでよりも一層、この子どもの事が心配になってしまう。
「知ってるよ! 大丈夫!」
「本当かい?」
曇りない瞳でこくこくと頷くので、
とりあえず一度、その両腕に身を預ける、希望の君。
「アイスキャンディ!」
「ある意味安心したよ」
星の子どもの口から紡がれたのは、甘い言葉と言うには少し無理がある、
甘い物の事を示す単語、だった。
ビッ、と小さく音が鳴る。
「ピンポン鳴らなかった……」
「残念だったね」
わかりやすく、しょんぼりとうなだれる星の子どもを慰め。
床に下ろしてもらってから、希望の君の方が両の手を差し出す。
「交代しようか、今度は私が君を抱く番だよ」
「うん」
ひょい、と、勢いよく腕に飛び乗ってくる星の子ども。
受け止めたその体は、希望の君が思っていたよりは軽く感じた。
「君の友人たちはきっと、
こうして抱えてあげる必要が無いくらい、元気だったろうし。
君がそうであるように、ね」
その考えは無かった、という顔をする星の子どもを見て、
少しばかり安心する希望の君。
この子どもは、基本的には平和な暮らしをしているということだ。
それはともかくとして、たとえこの場での取り繕いだとしても、
甘い言葉のひとつも、その口に出してやれないようでは、
大人としても、男としても、沽券に関わるというもの。
「私でよければ、言ってくれたらまた抱いてあげるよ。
そうして欲しくなったら、いつでもおいで?」
「うん!」
ニコニコしながら星の子どもが返事をしたタイミングで、
ピンポンという音が鳴り、瞑想のためのサークルが出現した。
口から漏れ出そうなのをなんとか制し、
心の中で「よかった、なんとかなった」と叫ぶ、
その一瞬だけでもうドッと疲れた、希望の君であった。
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>>367
の、一緒に放り込んだ相手が希望の君だったバージョンです。
今後ネタが増えるかは知らぬ。
特別になんかしら関係があるとかではないです。いつもの。
前後、左右、なんなら上下まで確認しても、
オブジェひとつ無い、真っ白な空間。
そんな、明らかに異常な場所に、
星の子どもと二人きりで放り出されてしまった、希望の君。
「まいったな。コンサートの開演までには、皆の所に戻らなくては」
片手を頭に添え、悩む希望の君。
星の子どもの方はというと、壁にぴったりくっつくように、
ぴょこぴょこと飛び跳ね続けている。
僅かにあるかもしれない、壁の隙間でも探しているのだろうか。
成果としては、いまひとつ思わしくはないようだが。
「ううん。この部屋のギミックがわかればいいんだが」
きょろきょろと辺りを見回せば、部屋の隅の方に、
紙切れが一枚落ちている。
「二人組でゆりかご抱っこをして、
相手に甘い言葉を囁かなければ出られない部屋。
つまり、我々は誰かのイタズラに巻き込まれたのか……」
不幸中の幸いか、子どもに伝えるには憚られるような内容ではなかった。
が。
「ああうん、君はそういう子だったね」
希望の君の読み上げた言葉を耳にした星の子どもが、
スッスッとゆりかご抱っこの誘いを出してきた。
それ自体は、特に何もおかしくはない。
この子どもが、ゆりかご抱っこ……その挙動を、
どこぞの国の王から習った、という話は聞いている。
「私が抱えあげられる分にはいいんだが、ね。
甘い言葉という物は、知っているのかい?」
懸念になる部分は、そこだった。
そんなことまで、既に誰かに吹き込まれているのなら、
これまでよりも一層、この子どもの事が心配になってしまう。
「知ってるよ! 大丈夫!」
「本当かい?」
曇りない瞳でこくこくと頷くので、
とりあえず一度、その両腕に身を預ける、希望の君。
「アイスキャンディ!」
「ある意味安心したよ」
星の子どもの口から紡がれたのは、甘い言葉と言うには少し無理がある、
甘い物の事を示す単語、だった。
ビッ、と小さく音が鳴る。
「ピンポン鳴らなかった……」
「残念だったね」
わかりやすく、しょんぼりとうなだれる星の子どもを慰め。
床に下ろしてもらってから、希望の君の方が両の手を差し出す。
「交代しようか、今度は私が君を抱く番だよ」
「うん」
ひょい、と、勢いよく腕に飛び乗ってくる星の子ども。
受け止めたその体は、希望の君が思っていたよりは軽く感じた。
「君の友人たちはきっと、
こうして抱えてあげる必要が無いくらい、元気だったろうし。
君がそうであるように、ね」
その考えは無かった、という顔をする星の子どもを見て、
少しばかり安心する希望の君。
この子どもは、基本的には平和な暮らしをしているということだ。
それはともかくとして、たとえこの場での取り繕いだとしても、
甘い言葉のひとつも、その口に出してやれないようでは、
大人としても、男としても、沽券に関わるというもの。
「私でよければ、言ってくれたらまた抱いてあげるよ。
そうして欲しくなったら、いつでもおいで?」
「うん!」
ニコニコしながら星の子どもが返事をしたタイミングで、
ピンポンという音が鳴り、瞑想のためのサークルが出現した。
口から漏れ出そうなのをなんとか制し、
心の中で「よかった、なんとかなった」と叫ぶ、
その一瞬だけでもうドッと疲れた、希望の君であった。
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>>367
の、一緒に放り込んだ相手が希望の君だったバージョンです。
今後ネタが増えるかは知らぬ。
『ゆりかご抱っこをして、相手に甘い言葉を囁かなければ出られない部屋』
とかいうネタを受信したが、
甘い言葉として「アイスキャンディ」と言い出すヒナが出てきたので、
この話はここでおしまいなんだ。
とかいうネタを受信したが、
甘い言葉として「アイスキャンディ」と言い出すヒナが出てきたので、
この話はここでおしまいなんだ。
ヒナを引き止められなかった豪快に笑う砲手さんのおはなし


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豆本になる予定のうちの一品。
まあできませんよね!(おまえ)


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豆本になる予定のうちの一品。
まあできませんよね!(おまえ)
重なる音色の季節の終わり際のおはなし。
箱のとこではこうなっていました、というだけのものです。
「そうですね、もし、あなたさえ良ければですが」
音色の案内人が、星の子どもに提案したのは、
子ども自身も舞台に立ってほしいという、彼の願いであった。
「でも、それなら、少し服装を考えておく必要があるかも……」
今の星の子どもの格好は、どう見ても外で遊んできたばかり。
舞台に立つ、というのならば、それなりに整える必要はありそうだった。
しかし、この子ども自身に考えろというのも、難しいものなのでは。
二人の精霊が顔を見合わせ、頭を抱えていたその時。
「オレに任せろ!」
おおよそホールの中で響かせるようなボリュームではない大声。
星の子どもを含めた全員が声のする方を見れば、
謎に格好をつけたポーズで立っていたのは、お洒落の案内人であった。
「コンサートの雰囲気にふさわしいコーデを考えるんだろう。
ならば、着飾ることのセンスに自信がある者に頼ればいいのさ」
指先で、自慢のサングラスをくいと持ち上げ、自信ありげに視線を送る。
言っていることはもっともなのだが、なにぶん、今のこの空気である。
雰囲気をぶち壊してきた張本人の提案を、即座に信頼してもいいものだろうか。
「大丈夫だとも、コンセプトはしっかり守った上で、この子らしさを成立させる」
信じていいのか。
そんな顔をされているにも関わらず、自信満々なお洒落の案内人。
子どもは頼もしそうに見上げているが。
差し出した手を取り連れて行かれる後姿を、彼らは不安とともに見送って。
「おお……」
「どうだろう」
改めて連れてこられた時の姿を見て、疑ったことを、少しばかり恥じた。
「昇る日、夜明けのイメージをしたんだ」
月も星も廃さずに包み込む空だ、とお洒落の案内人は胸を張った。
言われてみれば朝日とも夕日とも取れる橙色と、波を思わせる柄のケープ。
頭上のアクセサリが空に輝くものをイメージしたのだろう。
ありのままの子どもの髪型と仮面が、浮くこともなく調和している。
これなら、共に音を奏でる舞台に上がった際の違和感も、少なくなるはずだ。
「さあ、これで、いつでも開演できるな」
満足気に頷くお洒落の案内人。
「誰か呼びたい観客がいるなら、声をかけてきてもいいと思うぞ。
まさか、観客がいないコンサートを始めるつもりじゃあないだろう?」
「!」
音色の案内人とチェリストが顔を合わせる。
呼びたい人。
二人の中には、それは明確に存在しているもので。
「お願いしても、いいですか?」
「いいよ!」
その願いに、二つ返事で承諾する、星の子ども。
幕開けと、彼らの心の中の夜が明ける瞬間は、もうすぐ訪れようとしていた。
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箱のとこではこうなっていました、というだけのものです。
「そうですね、もし、あなたさえ良ければですが」
音色の案内人が、星の子どもに提案したのは、
子ども自身も舞台に立ってほしいという、彼の願いであった。
「でも、それなら、少し服装を考えておく必要があるかも……」
今の星の子どもの格好は、どう見ても外で遊んできたばかり。
舞台に立つ、というのならば、それなりに整える必要はありそうだった。
しかし、この子ども自身に考えろというのも、難しいものなのでは。
二人の精霊が顔を見合わせ、頭を抱えていたその時。
「オレに任せろ!」
おおよそホールの中で響かせるようなボリュームではない大声。
星の子どもを含めた全員が声のする方を見れば、
謎に格好をつけたポーズで立っていたのは、お洒落の案内人であった。
「コンサートの雰囲気にふさわしいコーデを考えるんだろう。
ならば、着飾ることのセンスに自信がある者に頼ればいいのさ」
指先で、自慢のサングラスをくいと持ち上げ、自信ありげに視線を送る。
言っていることはもっともなのだが、なにぶん、今のこの空気である。
雰囲気をぶち壊してきた張本人の提案を、即座に信頼してもいいものだろうか。
「大丈夫だとも、コンセプトはしっかり守った上で、この子らしさを成立させる」
信じていいのか。
そんな顔をされているにも関わらず、自信満々なお洒落の案内人。
子どもは頼もしそうに見上げているが。
差し出した手を取り連れて行かれる後姿を、彼らは不安とともに見送って。
「おお……」
「どうだろう」
改めて連れてこられた時の姿を見て、疑ったことを、少しばかり恥じた。
「昇る日、夜明けのイメージをしたんだ」
月も星も廃さずに包み込む空だ、とお洒落の案内人は胸を張った。
言われてみれば朝日とも夕日とも取れる橙色と、波を思わせる柄のケープ。
頭上のアクセサリが空に輝くものをイメージしたのだろう。
ありのままの子どもの髪型と仮面が、浮くこともなく調和している。
これなら、共に音を奏でる舞台に上がった際の違和感も、少なくなるはずだ。
「さあ、これで、いつでも開演できるな」
満足気に頷くお洒落の案内人。
「誰か呼びたい観客がいるなら、声をかけてきてもいいと思うぞ。
まさか、観客がいないコンサートを始めるつもりじゃあないだろう?」
「!」
音色の案内人とチェリストが顔を合わせる。
呼びたい人。
二人の中には、それは明確に存在しているもので。
「お願いしても、いいですか?」
「いいよ!」
その願いに、二つ返事で承諾する、星の子ども。
幕開けと、彼らの心の中の夜が明ける瞬間は、もうすぐ訪れようとしていた。
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出迎えに来た大人たち
記号的な意図は特にないです。
自分の居場所に来てほしいから自分の居場所に連れていく、
協調性より個人戦になっている部分にじわっています。
手招く支配者
「星の子どもよ、此度はわしが自ら迎えにきてやったぞ。
さあ、遠慮はいらぬ。もっと近くに来なさい。
わしが満足する時間を過ごせたなら、
その時は、他の所に行くことを許してやれる。
どうだ、わしは無茶な命令をしない、寛大な支配者だろう?」
ご満悦のうぬぼれ屋
「なあ、聞いてくれよ、おれの天使。
天使たちを真っ先に迎え入れるにふさわしい場所なんて、
このおれが居るここ以外、ありえないと思わないか!
……え? バラさんの、いるところ?
星月夜で最初に目にしたのは、バラだった、から?
なるほど、バラなら用意してある! つまりここだな!」
体をほぐす点燈夫
「今回の再訪団の一員として行動すること。
……そうしてくれ、という命令があったから、
今は、それに従っているところだよ。
これは、星の子どもが一緒に来てくれないと、
実行したと証明ができない仕事なんだ。
そういう意味でも、足を運んでもらえると、とても助かるよ」
うなだれる戦士
「どうしてなのかは、よくわからないが。
……君が来てくれると、その時、その間は、
あの真っ黒水に溺れていようと思わなくなるんだ。
何もかもが恥ずかしくなる呪いから解き放たれるんだよ。
不思議なこと、なんだ。だから、その……
君さえよかったら、また、会いに来てはくれないか」
くしゃみする地理学者
「星の子どもの方からも、興味を持ってこちらに来てくれ。
一度はこちらから足を運んだんだ、余程のことだぞ。
話せることなら、おおいにあるはずだ。
あれから、相当に時間が経っているわけだからな。
話の種が尽き果てるまで、存分に聞いて書き留めてあげよう。
そのためには、どうすればいいか。
……もう、わかっているな?」
星の収集家
「直接礼を言いたいんだ、足を運んでほしいね。
珍しく興味を惹かれる対象が増えたんだよ、
星の子ども、君のおかげだ。
……可能ならお土産があると嬉しいね。
君たち、最近は、金平糖のような形の物を……
精錬? しているらしいじゃないか。
ちょっと見せてほしいんだ。そう、一個でいいから」蓋を閉める
記号的な意図は特にないです。
自分の居場所に来てほしいから自分の居場所に連れていく、
協調性より個人戦になっている部分にじわっています。
手招く支配者
「星の子どもよ、此度はわしが自ら迎えにきてやったぞ。
さあ、遠慮はいらぬ。もっと近くに来なさい。
わしが満足する時間を過ごせたなら、
その時は、他の所に行くことを許してやれる。
どうだ、わしは無茶な命令をしない、寛大な支配者だろう?」
ご満悦のうぬぼれ屋
「なあ、聞いてくれよ、おれの天使。
天使たちを真っ先に迎え入れるにふさわしい場所なんて、
このおれが居るここ以外、ありえないと思わないか!
……え? バラさんの、いるところ?
星月夜で最初に目にしたのは、バラだった、から?
なるほど、バラなら用意してある! つまりここだな!」
体をほぐす点燈夫
「今回の再訪団の一員として行動すること。
……そうしてくれ、という命令があったから、
今は、それに従っているところだよ。
これは、星の子どもが一緒に来てくれないと、
実行したと証明ができない仕事なんだ。
そういう意味でも、足を運んでもらえると、とても助かるよ」
うなだれる戦士
「どうしてなのかは、よくわからないが。
……君が来てくれると、その時、その間は、
あの真っ黒水に溺れていようと思わなくなるんだ。
何もかもが恥ずかしくなる呪いから解き放たれるんだよ。
不思議なこと、なんだ。だから、その……
君さえよかったら、また、会いに来てはくれないか」
くしゃみする地理学者
「星の子どもの方からも、興味を持ってこちらに来てくれ。
一度はこちらから足を運んだんだ、余程のことだぞ。
話せることなら、おおいにあるはずだ。
あれから、相当に時間が経っているわけだからな。
話の種が尽き果てるまで、存分に聞いて書き留めてあげよう。
そのためには、どうすればいいか。
……もう、わかっているな?」
星の収集家
「直接礼を言いたいんだ、足を運んでほしいね。
珍しく興味を惹かれる対象が増えたんだよ、
星の子ども、君のおかげだ。
……可能ならお土産があると嬉しいね。
君たち、最近は、金平糖のような形の物を……
精錬? しているらしいじゃないか。
ちょっと見せてほしいんだ。そう、一個でいいから」蓋を閉める































