カテゴリ「ほんのり」に属する投稿[4件]
一部の音声だけ切り抜けば危険にはなるけど、それだけ。
特別になんかしら関係があるとかではないです。いつもの。
前後、左右、なんなら上下まで確認しても、
オブジェひとつ無い、真っ白な空間。
そんな、明らかに異常な場所に、
星の子どもと二人きりで放り出されてしまった、希望の君。
「まいったな。コンサートの開演までには、皆の所に戻らなくては」
片手を頭に添え、悩む希望の君。
星の子どもの方はというと、壁にぴったりくっつくように、
ぴょこぴょこと飛び跳ね続けている。
僅かにあるかもしれない、壁の隙間でも探しているのだろうか。
成果としては、いまひとつ思わしくはないようだが。
「ううん。この部屋のギミックがわかればいいんだが」
きょろきょろと辺りを見回せば、部屋の隅の方に、
紙切れが一枚落ちている。
「二人組でゆりかご抱っこをして、
相手に甘い言葉を囁かなければ出られない部屋。
つまり、我々は誰かのイタズラに巻き込まれたのか……」
不幸中の幸いか、子どもに伝えるには憚られるような内容ではなかった。
が。
「ああうん、君はそういう子だったね」
希望の君の読み上げた言葉を耳にした星の子どもが、
スッスッとゆりかご抱っこの誘いを出してきた。
それ自体は、特に何もおかしくはない。
この子どもが、ゆりかご抱っこ……その挙動を、
どこぞの国の王から習った、という話は聞いている。
「私が抱えあげられる分にはいいんだが、ね。
甘い言葉という物は、知っているのかい?」
懸念になる部分は、そこだった。
そんなことまで、既に誰かに吹き込まれているのなら、
これまでよりも一層、この子どもの事が心配になってしまう。
「知ってるよ! 大丈夫!」
「本当かい?」
曇りない瞳でこくこくと頷くので、
とりあえず一度、その両腕に身を預ける、希望の君。
「アイスキャンディ!」
「ある意味安心したよ」
星の子どもの口から紡がれたのは、甘い言葉と言うには少し無理がある、
甘い物の事を示す単語、だった。
ビッ、と小さく音が鳴る。
「ピンポン鳴らなかった……」
「残念だったね」
わかりやすく、しょんぼりとうなだれる星の子どもを慰め。
床に下ろしてもらってから、希望の君の方が両の手を差し出す。
「交代しようか、今度は私が君を抱く番だよ」
「うん」
ひょい、と、勢いよく腕に飛び乗ってくる星の子ども。
受け止めたその体は、希望の君が思っていたよりは軽く感じた。
「君の友人たちはきっと、
こうして抱えてあげる必要が無いくらい、元気だったろうし。
君がそうであるように、ね」
その考えは無かった、という顔をする星の子どもを見て、
少しばかり安心する希望の君。
この子どもは、基本的には平和な暮らしをしているということだ。
それはともかくとして、たとえこの場での取り繕いだとしても、
甘い言葉のひとつも、その口に出してやれないようでは、
大人としても、男としても、沽券に関わるというもの。
「私でよければ、言ってくれたらまた抱いてあげるよ。
そうして欲しくなったら、いつでもおいで?」
「うん!」
ニコニコしながら星の子どもが返事をしたタイミングで、
ピンポンという音が鳴り、瞑想のためのサークルが出現した。
口から漏れ出そうなのをなんとか制し、
心の中で「よかった、なんとかなった」と叫ぶ、
その一瞬だけでもうドッと疲れた、希望の君であった。
蓋を閉める
>>367
の、一緒に放り込んだ相手が希望の君だったバージョンです。
今後ネタが増えるかは知らぬ。
特別になんかしら関係があるとかではないです。いつもの。
前後、左右、なんなら上下まで確認しても、
オブジェひとつ無い、真っ白な空間。
そんな、明らかに異常な場所に、
星の子どもと二人きりで放り出されてしまった、希望の君。
「まいったな。コンサートの開演までには、皆の所に戻らなくては」
片手を頭に添え、悩む希望の君。
星の子どもの方はというと、壁にぴったりくっつくように、
ぴょこぴょこと飛び跳ね続けている。
僅かにあるかもしれない、壁の隙間でも探しているのだろうか。
成果としては、いまひとつ思わしくはないようだが。
「ううん。この部屋のギミックがわかればいいんだが」
きょろきょろと辺りを見回せば、部屋の隅の方に、
紙切れが一枚落ちている。
「二人組でゆりかご抱っこをして、
相手に甘い言葉を囁かなければ出られない部屋。
つまり、我々は誰かのイタズラに巻き込まれたのか……」
不幸中の幸いか、子どもに伝えるには憚られるような内容ではなかった。
が。
「ああうん、君はそういう子だったね」
希望の君の読み上げた言葉を耳にした星の子どもが、
スッスッとゆりかご抱っこの誘いを出してきた。
それ自体は、特に何もおかしくはない。
この子どもが、ゆりかご抱っこ……その挙動を、
どこぞの国の王から習った、という話は聞いている。
「私が抱えあげられる分にはいいんだが、ね。
甘い言葉という物は、知っているのかい?」
懸念になる部分は、そこだった。
そんなことまで、既に誰かに吹き込まれているのなら、
これまでよりも一層、この子どもの事が心配になってしまう。
「知ってるよ! 大丈夫!」
「本当かい?」
曇りない瞳でこくこくと頷くので、
とりあえず一度、その両腕に身を預ける、希望の君。
「アイスキャンディ!」
「ある意味安心したよ」
星の子どもの口から紡がれたのは、甘い言葉と言うには少し無理がある、
甘い物の事を示す単語、だった。
ビッ、と小さく音が鳴る。
「ピンポン鳴らなかった……」
「残念だったね」
わかりやすく、しょんぼりとうなだれる星の子どもを慰め。
床に下ろしてもらってから、希望の君の方が両の手を差し出す。
「交代しようか、今度は私が君を抱く番だよ」
「うん」
ひょい、と、勢いよく腕に飛び乗ってくる星の子ども。
受け止めたその体は、希望の君が思っていたよりは軽く感じた。
「君の友人たちはきっと、
こうして抱えてあげる必要が無いくらい、元気だったろうし。
君がそうであるように、ね」
その考えは無かった、という顔をする星の子どもを見て、
少しばかり安心する希望の君。
この子どもは、基本的には平和な暮らしをしているということだ。
それはともかくとして、たとえこの場での取り繕いだとしても、
甘い言葉のひとつも、その口に出してやれないようでは、
大人としても、男としても、沽券に関わるというもの。
「私でよければ、言ってくれたらまた抱いてあげるよ。
そうして欲しくなったら、いつでもおいで?」
「うん!」
ニコニコしながら星の子どもが返事をしたタイミングで、
ピンポンという音が鳴り、瞑想のためのサークルが出現した。
口から漏れ出そうなのをなんとか制し、
心の中で「よかった、なんとかなった」と叫ぶ、
その一瞬だけでもうドッと疲れた、希望の君であった。
蓋を閉める
>>367
の、一緒に放り込んだ相手が希望の君だったバージョンです。
今後ネタが増えるかは知らぬ。
出迎えに来た大人たち
記号的な意図は特にないです。
自分の居場所に来てほしいから自分の居場所に連れていく、
協調性より個人戦になっている部分にじわっています。
手招く支配者
「星の子どもよ、此度はわしが自ら迎えにきてやったぞ。
さあ、遠慮はいらぬ。もっと近くに来なさい。
わしが満足する時間を過ごせたなら、
その時は、他の所に行くことを許してやれる。
どうだ、わしは無茶な命令をしない、寛大な支配者だろう?」
ご満悦のうぬぼれ屋
「なあ、聞いてくれよ、おれの天使。
天使たちを真っ先に迎え入れるにふさわしい場所なんて、
このおれが居るここ以外、ありえないと思わないか!
……え? バラさんの、いるところ?
星月夜で最初に目にしたのは、バラだった、から?
なるほど、バラなら用意してある! つまりここだな!」
体をほぐす点燈夫
「今回の再訪団の一員として行動すること。
……そうしてくれ、という命令があったから、
今は、それに従っているところだよ。
これは、星の子どもが一緒に来てくれないと、
実行したと証明ができない仕事なんだ。
そういう意味でも、足を運んでもらえると、とても助かるよ」
うなだれる戦士
「どうしてなのかは、よくわからないが。
……君が来てくれると、その時、その間は、
あの真っ黒水に溺れていようと思わなくなるんだ。
何もかもが恥ずかしくなる呪いから解き放たれるんだよ。
不思議なこと、なんだ。だから、その……
君さえよかったら、また、会いに来てはくれないか」
くしゃみする地理学者
「星の子どもの方からも、興味を持ってこちらに来てくれ。
一度はこちらから足を運んだんだ、余程のことだぞ。
話せることなら、おおいにあるはずだ。
あれから、相当に時間が経っているわけだからな。
話の種が尽き果てるまで、存分に聞いて書き留めてあげよう。
そのためには、どうすればいいか。
……もう、わかっているな?」
星の収集家
「直接礼を言いたいんだ、足を運んでほしいね。
珍しく興味を惹かれる対象が増えたんだよ、
星の子ども、君のおかげだ。
……可能ならお土産があると嬉しいね。
君たち、最近は、金平糖のような形の物を……
精錬? しているらしいじゃないか。
ちょっと見せてほしいんだ。そう、一個でいいから」蓋を閉める
記号的な意図は特にないです。
自分の居場所に来てほしいから自分の居場所に連れていく、
協調性より個人戦になっている部分にじわっています。
手招く支配者
「星の子どもよ、此度はわしが自ら迎えにきてやったぞ。
さあ、遠慮はいらぬ。もっと近くに来なさい。
わしが満足する時間を過ごせたなら、
その時は、他の所に行くことを許してやれる。
どうだ、わしは無茶な命令をしない、寛大な支配者だろう?」
ご満悦のうぬぼれ屋
「なあ、聞いてくれよ、おれの天使。
天使たちを真っ先に迎え入れるにふさわしい場所なんて、
このおれが居るここ以外、ありえないと思わないか!
……え? バラさんの、いるところ?
星月夜で最初に目にしたのは、バラだった、から?
なるほど、バラなら用意してある! つまりここだな!」
体をほぐす点燈夫
「今回の再訪団の一員として行動すること。
……そうしてくれ、という命令があったから、
今は、それに従っているところだよ。
これは、星の子どもが一緒に来てくれないと、
実行したと証明ができない仕事なんだ。
そういう意味でも、足を運んでもらえると、とても助かるよ」
うなだれる戦士
「どうしてなのかは、よくわからないが。
……君が来てくれると、その時、その間は、
あの真っ黒水に溺れていようと思わなくなるんだ。
何もかもが恥ずかしくなる呪いから解き放たれるんだよ。
不思議なこと、なんだ。だから、その……
君さえよかったら、また、会いに来てはくれないか」
くしゃみする地理学者
「星の子どもの方からも、興味を持ってこちらに来てくれ。
一度はこちらから足を運んだんだ、余程のことだぞ。
話せることなら、おおいにあるはずだ。
あれから、相当に時間が経っているわけだからな。
話の種が尽き果てるまで、存分に聞いて書き留めてあげよう。
そのためには、どうすればいいか。
……もう、わかっているな?」
星の収集家
「直接礼を言いたいんだ、足を運んでほしいね。
珍しく興味を惹かれる対象が増えたんだよ、
星の子ども、君のおかげだ。
……可能ならお土産があると嬉しいね。
君たち、最近は、金平糖のような形の物を……
精錬? しているらしいじゃないか。
ちょっと見せてほしいんだ。そう、一個でいいから」蓋を閉める
光の語り部と快活な誘導手に対する想定外の流れ弾。
友達を取られたような気持ちになったとかそういうアレ。
子ども(というかヒナ)も特に何か考えてるわけでない。
内容は健全ですが、見る人によってはCPぽいかもしれない。
とくにそういう意図は無いです。
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友達を取られたような気持ちになったとかそういうアレ。
子ども(というかヒナ)も特に何か考えてるわけでない。
内容は健全ですが、見る人によってはCPぽいかもしれない。
とくにそういう意図は無いです。
蓋を閉める
陽光の日々で手に入れた羽織をヒナが着なくなった理由。
内容は健全ですが、見る人によってはCPぽいかもしれない。
今回の投稿は、仕様のテストのために鍵をかけていますが、
箱に聞いてくれれば教えられます。お気軽にどうぞ。
内容は健全ですが、見る人によってはCPぽいかもしれない。
今回の投稿は、仕様のテストのために鍵をかけていますが、
箱に聞いてくれれば教えられます。お気軽にどうぞ。





